「スイミー」すゞやかな気分で、おはなしピアノ

先週は、普段のレッスンの中で、先日行って来た多喜靖美先生の「おはなしピアノ」を、生徒さん達それぞれと分かち合い、有意義な時を過ごしました。

年齢もレベルも様々ですので、それぞれが持ち曲や楽譜を色々出して来ては、「これは〜！？合いそうだよ」と、必死で夢中になって、曲を選んでいました。

私が、最初の幾つかの場面に、模範になって曲をつけてみせた所（たまには、こんな形で生の音楽鑑賞も良いものですね！）、「その続き、やってみたい〜！」と、かなり積極的かつ意欲に満ちて取り組んでいました。

ナレーションが上手だったり、本が好きだったという、今まで知らなかった一面を発見出来たり、絵本の内容から、深く読み取る力を、低学年のお子さんでも大分持っていたり、新たな領域を広げる事が出来て、嬉しく思っています。

思いがけず、今までに弾いてきたレパートリーの復習にもなった様で、感性を育んだり、創造性を培う点でも、この試みは、大変有益だと思いました。

面白いなと思ったのは、中学生にもなると、私が「これが合うんじゃない？！」なんて手伝っても、「いや、先生、これはこっちの曲の方が合いますよ。」と理由まで述べたり、自分の意見を言ってくれることです。（小さいお子さんでも、言う子は言いますね！）

半分の長さに切った日もありましたが、一冊全部やっても、それ程時間がかからなかったので、レッスン時間の一部を使ってやってみる事が出来ました。

生徒さん達が、喜んでくれたことが、なにより良かったです。

いずれ、イベントの時に、別のおはなしで、もっと発展させようと思います。