室内楽の成果

発表会で室内楽に取り組んで、その後、生徒さん達にどのように変化が表れたかを書きます。

顕著に耳が変わったのはear.gif、まず幼児の生徒さん達です。
一列目で、じ〜っと静かに、舞台を見つめて聴き入っていました。

その後、レッスンでは、音が変わり、したがって手首の位置などフォームも良くなり、なんと10曲も練習して来る生徒さんもsign01.gif

なにより、ニコニコ楽しそうに、弾く喜びが溢れていて「ピアノがますます好きになっちゃったheart01.gif。」という声が、いくつも寄せられました。

発表会で、小さいお子さん達が、聴き入っていた様子は、その後、大人の方々からも、感心したというお声を頂いておりますが、今回の発表会は、室内楽を演奏しただけでなく、他の方の演奏も「聴く」ことが出来た、という意味でも、大きな意義があったことと思います。

幼少時の「我を忘れてconfident.gif、音楽を聴いた経験shine.gif」が、その後もずっと良い経験として、耳を養い、さらに発展していくことでしょう!

snow.gif冬頃でしたが、レッスン中の中学生男子との会話で、私がピアノ(音楽)を続けている理由を話した時に、その一つは、「良い聴衆になりたいから。」(一流の演奏家の演奏を、味わえる耳・知識、色々なものを総動員して、理解して聴きたいから。)と、伝えたことがありました。

それを聞いて、中学生の生徒さんは、「なんとicon_eek.gif!崇高な理由ですね(へえflair.gif)」と答えたのが、妙に印象的でしたsmile.gif

発表会での、艶のある弦楽器の先生方の音色は、今でも何度もふと思い出します。

生徒さん方も、言葉ではなく、理屈ではなく、音楽そのものに傾聴する楽しみを充分味わわれた様子です。

お母様方からも、一緒に来られたお父様も、「発表会を聴いていて、本当に感動しましたsign03.gif」と、殆どの方から、お言葉を頂いております。

その後、コンクールに(一週間で譜読みして来たり!)、伴奏にと、新たな目標に向かう生徒さん達を嬉しく思いますが、それでも、あの発表会以上の音楽的な喜びを、コンクールで享受出来るかというと、コンクールには物足りなさを感じてしまいます。

合わせる喜び、耳を喜ばせる悦楽、どちらも味わえて、この度の室内楽の催しは、やはり大成功でした!
一つ一つの音、フレーズに、魂を込めて演奏して下さった、川合先生と芦沢先生には、ただただ感謝の気持ちで一杯です。

幼児の生徒さんのことを書きましたが、あらゆる年齢の生徒さんに、大きくプラスになっているのを、日々感じてレッスンしていますhappy01.gif

なにより、発表会は、教室みんなで、大きな山を越えるという連帯感を持てて素晴らしい!!

[室内楽の発表会の様子は、固定ページにまとめました♪]

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Filed under: レッスンでの出来事,発表会 — 12:06 PM
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